続けて出ていた舞台の卒業が決まり、別の舞台への出演が決まったときどう思うか。



他にしっくりくる表現が見つからなくて「卒業」と書いたけど、A(続けて出ていた舞台)とB(別の舞台)の公演期間的にBをとったのかな、と思われるキャスト発表があったとき、どう思うか。
もちろん、先に卒業が決まっておりスケジュールが空いていたからBに出演するのかもしれないし、先にBへの出演が決まっていたからAを卒業したのかもしれないし、それは分からない。そこに言及したいわけではないし、そんなものはどっちでもいい。
なにせまだその経験がなかったから、そうなったときに自分はどう思うんだろうとずっと考えていた。
なんて考えていたら、心の準備ができないうちに掲題のキャスト発表があった。
驚きだとか悲しみだとかの感情が溢れるTLのなかでわたしはただひらすらに喜びだった。もっとショックを受けるかなと思っていたので、これは我ながら意外な結果。(もちろん驚きはした)
Aの舞台や役が好きじゃなかったわけではない。ずっと見ていたし、むしろすごく好きだった。卒業が発表されたときは自分なりに悲しかった。「Bの舞台に出るくらいだったらAの舞台に出ていてほしかった」という声も見た。
それはたしかにそう思わないこともないけれど、私の意見として、
1 新しい役に挑戦してくれる
2 既に出来上がっている世界(Bはシリーズもの)に入るために試行錯誤してくれる
3 個人的に好きな俳優との共演が見れる
4 Bの舞台が好きな人に見てもらえる
5 新しい舞台、新しい役を見ることができる
といったところが浮かんだ。

Aの舞台に続投してほしかったかと聞かれたら、答えはイエスだ。好きなキャラの役をしてくれていたし、これからのストーリーを推しの演技で見たかったなと今でも思っている。きっとAでその役を見たら比べてしまうし、推しだったら……と思うことはきっと1回や2回では済まないだろう。もしかしたら、違う子が演じるAの舞台を見たら「やっぱりこっちに出てほしかった」と思うかもしれない。それでも今は、嬉しさの方が大きい。





A…原作が好きで詳しい、舞台も好き
B…原作は知っているけど見たことがない、舞台は気になっていたけど見ていない